レポート日記
一覧に戻る[天神朝キャンパス] 新年度から始める、自分のやりたいこと実行計画2012
開催日:2012年04月18日
天神朝キャンパス
【特別授業】 天神朝キャンパス
この授業は、天神を安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業です。天神の新たな朝の魅力を発掘するために始まりました。開催日は、毎月第3水曜日。出勤途中の方も、お休みの方も、天神の朝を楽しみませんか?
We Love 天神協議会 : http://welovetenjin.com/
新年度が始まりましたが、皆さんは新年度の目標を立てましたか?
目標を立ててもなかなか目標に向かって前に進めないで計画倒れしてしまう方がほとんどだと思います。
今回の講師は、テンジン大学の授業コーディネーターでもあり、スタッフから「計画を立てて進めることに長けている」と定評の企画プロデューサーである白石洋一さんです。
年間目標をどのように実行していくかの計画の立て方や振り返り方などを学んでいきます。
授業に参加できなかった皆さんでもわかるように簡単な紹介と
「今日から目標を立ててみよう」と思えるようなレポートにしていきたいと思います。
◆計画とは、『あることを行うために、あらかじめ方法や順序などを考えること』
計画する上で大切になってくるのは、目的と目標です。
目的と目標はどう違うのでしょう?
●目的とは…成し遂げようと目指す事柄・状態です!!
目的は自分で決めるものなので、
『こうしたい!こうでありたい!』という想いや考え方でなんでもありです。
●目標とは…目的を実現するために設けた道標です!!
目標は目的を見える形まで分解、具体的にすることが大切だと思います。
たとえ、目標達成が出来なくてもどれくらい目的に近付けたかが重要なのです。
でも、どうやって目標設定したらいいのかわからないですよね!?
白石先生から行動を具体的に表現するための「MORS」の法則を教えてもらいました。
◆MORSの法則とは「具体性の原則」とも呼ばれ、次の4つの条件から成り立っています。
1. Measure(計測できる)…必ず数値化できる行動
2. Observable(観察できる)…誰もが見ることができる行動
3. Reliable(信頼できる)…3人以上の承認がある行動(三者三様では信頼性に欠けるから)
4. Specific(明確化されている)…何をどうするといった明確な行動であること
MORSの法則を具体例に当てはめてみましょう。
目的を『本をたくさん読みたい』とした場合、本は数値化できる行動ですから観察が出来ます。さらにブログ等で読んだ本を載せたりすると3人以上の承認が得られます。
(1. 2. 3.がクリア)
でも、たくさんとはどれぐらい読んだらいいのか?わからないですよね!?
例えば、1週間で1冊以上を読むという目標を立てます。
これで目標が明確化されましたね!(4.がクリア)
この場合だと1か月で5冊、3か月で15冊、1年間で60冊読むことになります。
60冊読むと読んでない人よりも読んでいる方かな!?と言えますよね。
※ここで注意点は、目的と目標がごっちゃになりやすいことです。
目標を1日単位まで落としてしまうと、たくさん本を読むことが目的だったのが、
本来の目標である1週間に1冊以上ということが目的にすり替わってしまいます。
土日とかで調整出来るので1週間ということがキーポイントです!
いかがでしたか?計画の立て方を立ててみようと思いましたか?
授業では白石先生の話を聞いた後、自分の一年間の目標シートを記入してもらいました。
その後で自分が立てた目標を3人1組の各テーブルで発表してもらいました。
あるテーブルでは記入したシートを見せ合ったり、人に説明する光景もありました。
かなり盛り上がっていたので時間が押すぐらい白熱な意見交換が行われていました。
最後に実行していく極意として
・計画を立てたら毎月できたかどうか振り返ってみる!
・目的にあった目標に合わせていくことが大切です!
・目標は発表するとより達成に近づきます!
いかがでしたか?あなたも一年間の目標を立ててみたくなりました?
立てようと思ったそこのあなた、思い立ったが吉日ですので立ててみましょう!
今日は20名の方に参加して頂きました。
朝早くからありがとうございました。
(ボランティアスタッフ 吉田篤史)
【今回の先生】
【今回の教室】
住所 : 福岡市中央区天神2-2-20