フクオカテンジン大学

フクオカテンジン大学

企業・自治体の皆様 学生登録

レポート日記

一覧に戻る

子どもも大人も、コドモになろう!~リトミックで学ぶ自己表現~

開催日:2012年04月28日

通常授業

 

めっきり春らしくなってきた今日この頃。春は新しい出会いの季節ですね。初めての場所や初対面の人、多くの“初めて”に出会う季節です。そうした中で自分を上手に人に伝えるにはどうしたらいいのでしょう??

 

 

そこで今回は、『自分を上手に表現すること』を目指して、リトミックに挑戦しました。リトミックとは、身体を使って音を楽しみ、身体的・感覚的に音楽を学ぶ教育法です。今回は、子どもと大人が一緒になって “カラダを使って音を楽しむ” 授業を開催しました。

 

 

先生にお迎えしたのは、米山佳代さん。米山先生は、リトミック指導資格をお持ちで、幼稚園や保育園でリトミック教室を開催したり、障がい児のお子様にもリトミックの指導をされています。

初対面の壁を感じさせない、とてもフランクで素敵な方でした。また、先生の娘さんもお手伝いに来て下さいました!お二人の関係がとても温かく、素敵な親子の関係も教えて頂きました。

 

 

 

 

会場は唐人町駅から歩いてすぐのふくふくプラザ5階。ピアノのある音楽室にぞくぞくと親子連れや、大学生、大人たちが集まります。

靴を脱いで裸足になって、子どもも大人も“いつも呼ばれている名前”を名札に書いてもらいます。いつも呼ばれている名前で声を掛けられ、子どもたちも安心してくれたみたいでした。大人の皆さんも子どもの頃のあだ名で呼ばれて、なんだか嬉しいような恥ずかしいような笑顔をみせてくれました。

 

 

まずは輪になってボールを渡しながら自己紹介。隣の人に“どうぞ”とボールを渡し、思いやりを一緒に学びます。

それから米山先生のピアノに合わせてステップを踏みます。普通のリズムは犬の歩行。ゆっくり大きな歩幅でゾウさんの歩行。細かくちょこちょこ歩くのがリスさん。ピアノの音が止まったらその場で立ち止まって先生の指示とピアノに耳を傾けます。「今度はどのリズムかな?」みんな興味津々です。 

 

 

次は皆で輪になって、3種類の動物のカードがたくさん登場。先生のピアノのリズムを聞いて、どの動物の歩き方だと思ったか、カードを取ります。楽しみながらリズムを学んでいきます。その後、カードをみんなでお片づけ。遊びながらのお片づけで、あっという間にキレイになりました。

 

 

 

 

その後は果物のカードを使ったゲーム。さっきまでの動きのある遊びから今度は静の遊びです。いろいろな遊びを組み合わせることで、集中力が途切れやすい子どもたちの興味を惹いていきます。

ふわふわの布でお花を作ったり、揺らしてみたり、たたんでみたり。フラフープを使った遊びもありました。表と裏に音符の書かれた積み木を使って、音符を学ぶ遊びもありました。

 

 

 

 

 

オムニバス形式であっという間の1時間。体を動かすと心も童心に戻りますね!最初は輪に入れずに怖がっていた男の子も最後にはニコニコしていたのが印象的でした♪泣いていた子がおもちゃを見てすぐ機嫌を直したり、みんながピアノに合わせて体を動かすのを見て自分も混ざりたいなと思ったり、子どもはそのまま感情を表に出します。なんだか自分の子どものころを思い出しました。また、子どものいないテン大スタッフにも大いに発見のあった一日でした! 

 

 

幼稚園や地域のコミュニティセンター、公民館などでもリトミック講座が開かれていたりします。リトミックを知らない方も是非一度のぞいてみて下さいね!先生からの“参加証”のごほうびには子どもたちも大人たちも大喜び!

 

 

 

 

(ボランティアスタッフ 村井 泰)

 

 


 

 

【今回の先生】

米山 佳代 (認定リトミック教室 Pig-house)

 

 


 

 

【今回の教室】

ふくふくプラザ 5F音楽室

住所 : 福岡市中央区荒戸3-3-39