レポート日記
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開催日:2012年05月16日
天神朝キャンパス
【特別授業】 天神朝キャンパス
この授業は、天神を安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業です。天神の新たな朝の魅力を発掘するために始まりました。開催日は、毎月第3水曜日。出勤途中の方も、お休みの方も、天神の朝を楽しみませんか?
We Love 天神協議会 : http://welovetenjin.com/
テンジン大学5月朝キャンパスは、
[天神朝キャンパス] 観光の新名物 ~オープントップバスから見る福岡~と題し、
2012年3月24日にスタートした「福岡オープントップバス」を特別に朝の時間に乗っての授業です。
普段乗れない時間帯での授業という事で、多くの方から応募頂きました。
87名の応募で倍率約3.5倍・・・抽選の中から見事突破した学生の方は、19歳から60代の方まで様々。
早朝にも関わらず、高揚感、ワクワク感が漂う空気は、遠足の日の朝のような様子でした。
バスに乗り込み、福岡市観光課の方の話からスタート
人が動くことによって経済活動が生まれる。
観光・観光と難しく考えず、「集客交流」という言葉で説明頂きました。
このオープントップバスは、福岡の方々に観光都市として意識してもらうきっかけにしたい!
という熱いお言葉に、参加者の方々も、「早朝でバスの上にいる」という特異な状況は忘れ、
すっかり聞き入っていました。
お待ちかねのバスがスタート。
今回テンジン大学の学長、岩永君がバスガイドを行い天神の朝の街を案内してくれました。
水鏡天満宮、裏の鳥居にはアボカドの木が植えられている。
天神地下街をメインストリートに、雨に濡れず様々な商業施設へ行き来できる福岡市は、
イギリス『モノクル』のショッピングしやすい街・世界1位という評価を得てるんです。
知ってました??
など、得意の福岡雑学?で生徒を楽しませてくれました。
バスの周遊が終わり、ワークショップへ。
10年後、オープントップバスが福岡に愛されるどのような事が実現されてほしい?
という問いに、偶然隣に座った初めて会った方にも関わらず、話が盛り上がっていました。
オープントップバス専用のドライブスルーとかってどう?
レンタル自転車を搭載して、降りた地点でサイクリングができる!
合コン開催♪ビアガーデン形式は??
バスに乗ってしか見れないオブジェなどあったらオモシロイな。
などなど。
福岡で働いた人が定年後、自分の街を周遊するために使うのはどう?
というアイデアは、人生の節目節目でオープントップバスが使われ、愛されていく。
バスが決して主役じゃないんだけど、オープントップバスだからこそ活きる。
聞いてて、なんか浪漫があるなぁと考えてました。
入社式や卒業式、成人式などもよさそうだな。
街の人から祝福される幸せな感じが絵になりそうですね。
バスの上でのワークショップ終了後、西鉄の担当者の方からの御礼の言葉で締めくくりでした。
このオープントップバスは、バスではない。
テーマパークのアトラクションみたいになってほしい。
福岡という街で遊ぶ感覚になってほしい。
こうやって役所や企業の方が、福岡を観光都市として認知しようと本気で狙っている。
我々一般の市民も、もっと盛り上がって、楽しんでいきたいですね。
【いま・ここ】
この時期に、福岡に住んでいること。
10、20年前の福岡ではない、東京ではない、ロンドンでもない。
【いま・ここ】にいることを、我々1人1人がプライドを持ち、
「WE LOVE FUKUOKA」ではなく、「WE PRIDE FUKUOKA」に意識が変わっていけばオモシロいでしょう。
テンジン大学の役割は、きっとそういうところに隠れているのかもしれません。
街に対して、少しだけ優しくなれる。責任が出る。
自分事になれる街づくりを目指していけるよう、我々も少しでも協力していければと思います。
そのシンボルとして福岡オープントップバスが盛り上がっていければ。
まずは、オープントップバスを見掛けたら、恥ずかしがらず、手を振ってみようと思います。
(ボランティアスタッフ 藤久保 元希)
【今回の先生】
【今回の教室】