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レポート日記

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「カチンコを鳴らそう。」~映像制作ワークショップ~

開催日:2012年03月24日

通常授業

 

「井尻の街をPRするCMを作成しましょう」

 

 

今回の先生は、「大島しぜんとプロジェクト」の方々。

彼らは、映像制作を通して大島の中と外を繋げました。

そして、今度は私たちが「井尻」という街をPRする番です。

さて、どのような作品ができあがるのでしょうか?

 

 

【大島しぜんとプロジェクトとは】

 

九州大学芸術工学府の三名(小田さん、畠中さん、林さん)が中心となり立ち上げたプロジェクトです。

以下の媒体を用いて、大島の魅力を島の外へと伝えました。

・   島を舞台とした映画制作

・   写真展

・   CM作成のワークショプ

また、彼らが手がけた映画は、宗像ユリックス、北九州海峡ドラマシップ、福岡アジア美術館にて上映されました。

 

 

【授業のようす】

 

1.上映会『島の空はまだ青く』『大島CM作りワークショップ』〜プロジェクトの経緯、思い。 

 

 

 

「僕たちが一番始めに島に渡ったとき、声をかけたおじさんからバレーボールの炊き出しを頂きました」

そう語るのは先生の畠中さん。

 

 

「お年寄りが元気、自然がいっぱい、笑顔に・元気になれる……大島には沢山の魅力があります。釣りだけじゃない。この島の魅力を多くの人たちに知ってもらいたい」

そんな想いから、彼らは映像作品を作り、写真展を開催し、CM作成のワークショップを行いました。

 

 

「僕たちが大島をPRしたように、皆さんには井尻をPRするCMを作成してほしいんです」

 

 

2.井尻商店街散策(取材) 

 

 

 

そして、私たちは井尻の魅力を確かめるために、商店街の散策に出かけました。

井尻について詳しい人も、井尻に初めて来た人も一緒になって歩き回ります。

 

 

 

 

井尻商店街。

そこには、普段何気なく歩いているだけでは気づかない魅力が沢山ありました。

 

 

3.ランチミーティング〜脚本作り 

 

ランチミーティング、そして脚本作り。

散策で見つけた魅力を持ち帰ってグループで共有します。

一人では捉えきれなかった「井尻」という街の魅力も、グループの皆の視点を組み合わせることにより、より具体的なイメージとして組み上がります。

 

 

 

 

さて、それをどのように映像化しましょうか?

グループで思い思いに意見を出し合いました。

 

 

4.撮影 

 

そして、撮影。

ここで撮った素材を組み合わせることでCMが出来上がる訳です。

『島の空はまだ青く』で監督を務めた小田さん。

流石、さまになっています。

 

 

 

 

どのように撮影したら、より魅力が伝わるのか?

悩みながらも楽しみながら、素材集めです。

 

 

 

 

IJIRI ART CAFÉの方々にも協力してもらいました。

ここも井尻という街の大きな魅力の一つなのです。

 

 

5.編集 

 

 

 

編集作業。

短い時間でどこまで思い描いたイメージに近い作品を作り上げることができるのか?

地味に見えて意外と重要な作業です。

意見を出し合いながら、編集作業を見守るグループメンバー達。

 

 

6.発表(作品上映) 

 

 

 

発表会。

井尻という同じ街を見ても、視点が変われば出来上がる映像も違ってくる。

多少のハプニングもありながら、どのグループも個性豊かな素晴らしい作品を作り上げることができました。

 

 

映像作品を観る側から、作る側へ一歩踏み出すことにより、新たな気づきがあったと思います。同じ作品を観たとしても、今までとこれからでは少し違った見え方がするのではないでしょうか?

 

 

自分たちの街の魅力を自分たちが作り上げる映像作品でアピールする。

とても素敵な経験でした。

これで私たちも映像クリエーターの仲間入り!

 

 

さてさて、どのような作品ができたでしょうか?

どうぞ、心ゆくまでご鑑賞下さい。

 

 

A班の作品

 

B班の作品

 

C班の作品

 

D班の作品

 

 

(ボランティアスタッフ 吉開 崇人)

 

 


 

 

【今回の先生】

大島しぜんとプロジェクト

 

 


 

 

【今回の教室】

イジリアートカフェ

住所 : 福岡市南区井尻4丁目3-16