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レポート日記

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[天神朝キャンパス] アイスブレイクを学ぼう ~こころをほぐす出会いの演出法~

開催日:2012年06月20日

天神朝キャンパス

 

【特別授業】 天神朝キャンパス

この授業は、天神を安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業です。天神の新たな朝の魅力を発掘するために始まりました。開催日は、毎月第3水曜日。出勤途中の方も、お休みの方も、天神の朝を楽しみませんか?

We Love 天神協議会 : http://welovetenjin.com/

 

 

昨日は雨でした。

明日も雨です。梅雨です。

でも、今日は晴れです☆

朝キャン雨降らないなー

流石ッ!晴れ男な岩永学長!!

 

 

 

 

まず、4人ずつで1テーブルにいる所を2人1組になってもらい

「ナゼ今日の授業に参加したのか?」を、話し合ってもらいました。

 

 

アイスブレイクの授業において、さっそくのアイスブレイクです。

 

 

各テーブル盛り上がってます☆

 

 

 

 

が、アイスブレイクを楽しむだけの1時間では、実際にアイスブレイクを使おうと思った時に使えません。

アイスブレイクの理屈を理解し、何が起こってそうなるのかを教えていただきました。

 

 

本日の先生はファシリテーター協会の田坂逸朗さん。

「ファシリテーター」とは、議論に対して中立な立場を保ちながら話し合いに介入し、議論をスムーズに調整しながら合意形成や相互理解に向けて深い議論がなされるよう調整する役割を負った人。話し合いの司会進行を務めるプロです。

 

 

田坂さんのお話

 

 

話し合い等の構成は基本的に3段階

1/導入(アイスブレイク)

2/本体(対話や議論)

3/ふりかえり(チェックアウト)

で、まとめあげます。

 

 

 

 

話し合い等では、内容に対する緊張、人に対する緊張、自分の緊張に気づいてない人等、色んな要因で発言がでてこなかったり、ゆがんだりします。この状態では話し合いが進みません。

そんな時に大切なのがアイスブレイク!

緊張の空気を打ち破り、会議などで強張った場をしなやかにし効率的に活発に話を進めるためにとても重要です。

 

 

アイスブレイクの方法は様々です。

 

 

・「バズセッション」

会議について横の人とペアになって話してもらう。2人ペアを4人組にして4人で、出てきた話題について共有する。更に丁寧にするにはファシリテーターがどんな話題が出たか取材してまわり、ホワイトボードに記入し他の人にも見えるようにする。記入された中で、ある話題について話し合いを進めるようもっていく。会議は1つのことに向かって行く。

お喋りをして発言のウオーミングアップ。さらに、自分の発言が人の目に触れる事で参加意識が高まる。

 

 

・「チェックイン」

順番を決めずに1人ずつ全員が発言をする。時間がかかるので10人くらいの規模で行う方が良い。

例)今のご気分は?

 

 

・「おにぎりの具」

それぞれ好きな具どうしでグループをつくってもらう。

地域によって人気の具が違って面白いそうです。

皆さんかなり食いつくんだとか。(笑)

 

 

 

 

●振り返りの中間アイスブレイク

今までの内容を振り返って話し合ってもらいました。

最初のアイスブレイクも盛り上がりましたが、さらに盛り上がる!盛り上がる!!

話を聞いて喋りたいことがいっぱいあったのでしょう。

 

 

各テーブルごとに発表してもらいました。

 

 

・おにぎりの具は使える!万人に使える!!以上。

とだけ言い放った班もありました。

皆さん爆笑!コレは本当に使えそうですね☆笑

 

 

・アイスブレイクでリラックスしすぎると目的がずれがち。

特に女性はその傾向が強いそうです。話が盛り上がると全然違う話に夢中になってしまいます。女子の私は普通の現象だと思っていましたが、男女で違うんですね。

目的がズレるのであれば会議に直結するようにアイスブレイクの内容をもっていく事が大切だそうです。

 

 

 

 

会議などで少し煮詰まったなと思ったら、このように振り返りの中間アイスブレイクを5分程度とってみると流れが変わるそうです。

1時間の会議であれば、最初に導入の5分/30分経過して振り返りの5分/最後にまとめの5分。が理想的。

何が起きてるのか観察出来るようになるのが大切。

会議が進まずみんな緊張してるな。と思えば、「部長5分ください」と勇気を出してみましょう!「そんな時間はない。」と、いわれても「ですよねー」と、空気を和ませることが出来れば、これでアイスブレイク成功です。

 

 

 

 

ファシリテーターはあくまで、誘導し場をまとめる役であって、考えるのも結論を出すのも参加者たち。

引っ込み思案な日本人にはとてもありがたい存在ではないでしょうか?

ファシリテートしてまとめることは難しいかもしれませんが、場を和ます事ならできそうです。

色々な方法がありましたが、好きなオニギリの具からでも始めてみようかな。笑

 

 

 

 

授業後に今回の教室であるコマンタレヴーさんからのご好意で、コーヒーを頂きました。

アイスブレイクのおかげで、すっかり仲良くなったみなさん。

盛り上がる!盛り上がる!!盛り上がる!!!

 

 

(ボランティアスタッフ 岩佐 ゆかり)

 

 


 

 

【今回の先生】

田坂 逸朗 (ファシリテーター/マーケティングプロデューサー)

 

 


 

 

【今回の教室】

COMMENT ALLEZ VOUS(コマンタレヴー)

住所 : 福岡市中央区天神1-16-1 西鉄イン1F