レポート日記
一覧に戻る[天神朝キャンパス] 自分の身体と対話してみよう!
開催日:2010年10月20日
天神朝キャンパス
【今回の先生】 森山 暎子(有限会社 スタディオパラディソ代表取締役)
【今回の教室】 福岡市役所ふれあい広場「よかしば」
【特別授業】 天神朝キャンパス
この授業は、天神を安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業です。天神の新たな朝の魅力を発掘するために始まりました。開催日は、毎月第3水曜日。出勤途中の方も、お休みの方も、天神の朝を楽しみませんか?
We Love 天神協議会 : http://welovetenjin.com/
10月20日(水)、午前7時30分。
天神の安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める
特別授業『天神朝キャンパス』第1回目を開催しました。
澄み切った朝の空気が気持ちのよい、福岡市役所前広場の緑の芝の上に集まったのは25人。
学んだテーマは「身体の軸・普段の生活での身体を意識すること」。
教えてくださった先生は、爽やかな笑顔がステキな『スタディオ パラディソ』の森山暎子先生。
身体と心と精神のバランスのとれた健康でいきいきとした人々が増えることを目的に、
フィットネススタジオ経営、インストラクター養成・派遣、講演活動など多岐に渡って活躍されています。
「おはようございます!」
森山先生の元気いっぱいの気持ちのよい挨拶で、朝キャンパスはスタートしました。
■体ほぐしをやってみよう!
まずは眠った身体を目覚めさることからスタート。
起きるのがツライ朝。
そんなときは、まず手をこすり合わせて、手を温めると良いのだとか!
そして、耳の後ろから首筋にかけてやさしく、リンパの詰まりを流してあげて
最後に鎖骨リンパマッサージ。
先生曰く、このリンパマッサージは
身体に滞った老廃物をすっきり処理する、「下水処理」のような役割があるそうです。
軽くマッサージした後は、なんだか、ようやく目が覚めて、すっきりした気分!
これなら私でも、毎日できそう♪
■ 腹式呼吸法
つづいて、腹式呼吸にチャレンジ。
腹式呼吸→肺に空気を入れる→筋肉コントロール→身体が温まる→セロトニン分泌→内臓が刺激!
普段と違う呼吸法なだけに、コツを掴むまでにちょっと時間がかかったけれど
息をはいて、すって、はいて、すって・・・“呼吸を大切”に。
みんな、その一つ一つの動作に、集中している様子でした。
「自分の内臓(肺)の大きさを意識して~!」と先生。
肺に、めいいっぱい空気をとりこんで、はいて、すって、はいて、すって・・・
続けることで、身体の芯から、じんわりと温まってくるのを実感しました。
“呼吸を大切”にすることで、身体感覚が研ぎ澄まされました。
■自分の身体の軸を知る 「2人1組でワーク」
自分の体にはクセがあるようなのです。
ここでは、2人1組になって、1人がその場で目を閉じたままその場で足踏みし、
もう1人が、歩き方に癖がないかを見守るというワークを行いました。
目を閉じたまま1分間歩くと、目を開けたときに、思わぬところまで移動していたり(笑)
面白い現象が起きて、みんなの笑顔と笑いで、場が和みました。
自分では気付かないうちに、前かがみで歩いていたり、右に傾きながら歩いているようで、
目を閉じることで視覚を失い、軸がわからなくなって、いつものクセがでるようです。
自分の身体のクセを知った後は、骨盤を立てることを意識してストレッチをしました。
■ 丹田(たんでん)を意識しよう
ただ、ストレッチや運動をするのではなく、次は丹田を意識することに挑戦。
丹田は、おへその下指3本分のあたりに位置するそうです。
武道や技芸の修行では、「このあたりに全神経を集中しろ」といわれるほど重要な、
精神の要の場所とされているそう。
この丹田を意識すると、しないとでは、身体のバランス感覚や姿勢も違ってくる!
森山先生曰く、朝家を出るときに、丹田の位置をポン!とたたくと同時に「丹田!」と大きな声を発すると、
自分の身体のポイントを押さえられ、1日の始まりに気合が入るそうです(笑)
ほんの10分でかまわない。
バス停3つ分を歩いてみるとか、友達とお話ししながらストレッチなど。
息遣いがみだれるような運動でなくても、
苦痛にならない程度に、1日1回は身体を動かすことの大切さを学びました。
大空を仰ぎながら、爽やかな朝の空気をめいいっぱい体にとりこんだ、初めての天神朝キャンパス。
「よし、今日も一日がんばるぞっ!」そんな気持ちが、胸に湧いてくる朝の始まりになりました。
※天神の安心・安全・快適な街にしようと活動する「We Love 天神協議会」と一緒に進める特別授業『天神朝キャンパス』は、毎月第3水曜日の朝に開催します。
(ボランティアスタッフ 中尾 菜海)