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レポート日記

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田舎って何だ? ~自分の人生を再確認してみよう 天神出張編~

開催日:2013年02月23日

通常授業

 

今回は、授業に参加していただいた一人の学生の方に、授業を実際に受けて思ったことをレポートに書いて頂きました。

 

 

田舎ってなんだろう?の講座を終えて

 

 

 

 

 

 

私は鹿児島の田舎育ち。沢山の自然に囲まれ雄大な桜島を毎日眺めながら育ちました。でも、学生時代は都会に憧れ、

短大から福岡へ。

それから食品メーカーへ就職。開発部で仕事をし、上司と結婚。今は大濠公園の近くで暮らしています。

便利な生活ではあるけれど、時折ふと懐かしく感じるのは、実家の家庭菜園で作った大根や春キャベツがみずみずしくて美味しかった事。当時当たり前だった事ですが、都会のマンション暮しでは、なかなか作るのが難しい。

 

 

話は変わりますが、まだ独身だった4年前、私はひとりでカンボジアへ行き、ボランティア活動を行なっていました。

約一週間滞在し、地雷被害にあった子供達の暮らす施設や小学校、戦争で破壊された遺跡の修復作業を見て回り、

戦争時代の話しや今後の国作りについて同年代の方達と輪になって話し合いました。

カンボジアでは、約36年前、共産主義を推し進める名の下、ポル・ポト派により100万人近くの知識層(教師や政治家、外国語が話せる者や伝統舞踊などの継承者)が虐殺されたと言われています。

反発しそうな者は皆殺し、伝統舞踊を受け継いでいた若い女性560名も殺され、戦争が終わっても、伝統を継承していく人がほとんど居なかったのです。

その中、生き残った人達がかすかに覚えていた伝統舞踊を復活させ、今は次の世代に継承させています。

 

 

 

 

 

 

今日の講座の中で山口さんは、「暮らしを継いでいく事が自分のやっていきたい事なのだ」と、話して下さいました。

正しく私もそう感じる1人で、世界中の紛争地だけでなく、日本各地、その土地土地にある暮らしや文化を次へ

継いでいく事こそ、人生を豊かにしていくために必要なのではないかと感じています。

休憩時間に山口さんが、海外の方も津屋崎の取り組みを見学に来ていると教えて下さいました。

「体験宿泊等で上手にお金を循環させていく仕組み作り」や、「起業家育成、子供達への教育等、担いてを

育成していく」このバランスは、過疎化が進む日本の町だけでなく、私が見てきた国でも通用すると感じています。

 

 

都会に暮らす人達が、休日をゆっくり津屋崎で過ごす。気持ちよくお金を使い、それが津屋崎を活性化させ、

その魅力を知った若い人達が定住していく。今、理想が現実になっています。

今日の授業の中で、私も人生を振り返り、やりたい事が明確になりました。地域活性化へ繋がる活動に積極的に

参加しつつ、カンボジアへの支援を続けていく。

人の幸せについて価値観はさまざまですが、要は自分の心次第!都会でも、田舎でも、自分の意思がしっかりあれば、

幸せに暮らせるのだと学びました。

山口さん、コーディネーターの谷口さん始めスタッフの皆さん、そして、さまざまな意見を交わさせていただいた

参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

(福岡テンジン大学学生 大山 久美)

 

 


 

 

【今回の先生】

山口 覚 (NPO法人地域交流センター津屋崎ブランチ代表/コミュニティ・ワールドカフェLLP共同代表)

 

 


 

 

【今回の教室】

赤煉瓦文化館

住所 : 福岡市中央区天神1-15-30