レポート日記
一覧に戻るTime is Money! ~せっかく英語にかけた時間とお金。しっかり活用できてます?~
開催日:2013年06月22日
通常授業
「複式呼吸で話します!」と大きな声で挨拶された先生!
皆もその勢いに応えようとグッと表情がひきしまります。
先生は、小学校6年の担任が放課後に英語の楽しさを教えてくれたおかげで、中学時代はテストが100点満点!
それがうれしくて、どんどん英語が好きになったそうです。「天声人語」を英訳して自主学習にも励まれたとか。
大学では英語を専攻。卒業後、中学で3年間、高校で2年間の英語講師を勤め、その後福岡市役所に転職。通訳の仕事も
精力的にこなし「福岡市を国際都市に!!」という熱い想いで、現在は中央区政推進部長をされています。
いよいよワールドカフェのスタートです。
Round1: 英語で自己紹介してみましょう!
各自5分で考えをまとめ、15分でグループ内発表をします。
皆さん模造紙にマーカーで伝えたい事を書き出します。
「イングランドのサッカーが好きです」
「新聞社のヘリコプターパイロットで、海上自衛隊で免許を取りました」
「熊本出身で、旅行や映画を見る事が趣味です」
などなど、皆さんどんどん書いていきます。
英単語が分からない時は、日本語で書き出し、英語に詳しい周りの方や、先生に聞いて文章を組み立てます。
どんどんグループ内に活気が出てきて、色んなところから大爆笑が聞こえてきます。
皆さん、楽しんでいるのが伝わってきます。
席替えタイム。1人のキーパーソンを残し、4人が旅に出ます。
Round2:英語を活かして あなたは何を得たいのか?
「脳を活性化させたい」
「外国人と話し、異文化に触れたい」
「ホームステイの受け入れをしてみたい」
「素直に、考えた事がないです」
と、書いている参加者もいらして、これには先生も「素直でいいね!!」と笑顔に。
英語というツールを活かして、具体的に何を得たいのかを改めて認識していきました。
ここで2度目の席替えタイム。さらに皆さん英語の旅を重ねます。
Round3:英語を使うために、自分なら/福岡なら何をするの?
「ネイティブな英語に触れられる場が欲しい、外国人の集まるようなパーティーに行きたい」
「実は、スカイプを使って英語の勉強を試みたが、沈黙になってしまった」
などなど、意見が出てきました。
最後は、本来の自分の席に戻り、たくさんの意見を持って帰路につきました。
グループ発表
「可能性を広げるために、仕事でより広い意味で異文化を知る。そのためには踏み出す行動が大切。
日本人同士でも英語で話す。パソコンや携帯の設定を英語にする。1人で海外に行く」
「福岡で英語を使える場作りをする。例えば、カフェ活動で日本人同士が集まって英語で話す。
英語屋台に行く。大濠公園などで観光客に話しかける」
「外国人とのコミュニケーションをとる。手軽なアプリで英語に関わる。NHKテレビやラジオ講座で自分に合うものを
利用する。日常から英語で考える努力をする。怪しまれない程度で観光客に、英語で話しかける」
「博多港に来る人に英語で話しかける。旅のために英語を学ぶ人などFBやSNSを利用して友達を増やす。
人生観を変えるため、英語を学び個性やファッションを学ぶ」
「英語のパブに行く。とにかく恥ずかしがらずに自分から話す。好きな洋画や音楽を聴く。空き時間に
英語のCDを聞く。英語で日記を書く。独り言を英語で言ってみる。公民館など、比較的安くて学べる場所を利用する」
などなど、本当にたくさんのアイディアが生まれました!
最後は、みんなで集合写真。授業が終わったあとも、皆さん名残惜しそうに携帯のアドレスを交換されていました。
英語の魅力をたくさん語ってくださった高島先生
そして、熱心に意見を出し合って下さった参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
最後に、私は高島先生のおっしゃっていた言葉で印象に強く残っている言葉があります。
それは、留学時代に先生が友人たちから呼ばれていた「Sam」というニックネームのお話です。
それ以来、先生には二つの人格があり、「高島さん」の時と「Sam」の時があるそうです。
今日の授業はもちろん「Sam」さんで行われました。ネイティブのような美しい英語の発音に、
私もうっとりしてしまいました。
いつか私もそうなりたい!!!
私も、今回皆さんから教えていただいた内容で、英語を再び自分のものにしたいと思います。
(ボランティアスタッフ 大山 久美)
【今回の授業コーディネーター】
【今回の先生】
高島 収 (福岡市中央区役所区政推進部長/福岡通訳協会(FIA)会長)
【今回の教室】
住所 : 福岡市中央区天神1-15-30