レポート日記
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開催日:2013年09月23日
通常授業
テンジン大学は今年の9月23日で3周年を迎え、
その記念企画としてテン大博を開催させて頂きました。
会場は大名のど真ん中に在ります、紺屋2023です。
ここに幾つか在るレンタルスペースを同時に貸し切り、一日限定でテン大の校舎を誕生させました。
そこに誕生したそれぞれのスペースに広がっていたのは、
まちに向いた活動を重ねて来たテン大らしさや、
公私共にまちを楽しんで来た人々の思いが詰まった、
テン大的いいね!です。
では、そこにはどの様な空間が広がっていたのでしょうか?
簡単に振り返ってみようと思います。
(上の階から順番に)
屋上ではテン大マルシェを開催しました。
福岡をとてもセンス良くアクティブに過ごしているスタッフが担当しているだけに、
出店頂いたお店はどれも魅力的です。
たくさんの方に起こし頂きましたが、中でも
「今度あのお店に行ってみよう」
「家でこれを飲んでみよう」
等々、次の日からの暮らしへの良いヒントをご提供出来たと感じられる感想を幾つも聞けた事は何よりの喜びでした。
青空の下でビールを楽しむ方もたくさんいらっしゃいました。
(このビールも、テン大で一緒に授業をしたバイエルン福岡さんのドイツビールです)
5階は、これまでの授業の展示とこれからの授業を考える、テン大ラボです。
ここでは、
「この授業、行ったよ!」
「もう一回あの授業を受けたい!」
等々、
授業のその後にある、みなさまのその後の話を多く聞けた様な気がします。
授業の後の話はなかなか聞くことも出来ませんので、
そんな、様々なストーリーが聞けた事は嬉しい体験でした。
また、参加された方々には思い思いの経験を共有出来た楽しさを感じました。
3階には、テン大の先生や関係者、福岡のキーパーソンから募った本を展示するテン大図書館を設けました。
個人的には、
色んな人のエッセンスが本という形になって並んでいましたし、
その様子が小さなまちの様にも見えた、面白い空間だったと感じています。
会場には終始たくさんの方々が出入りされていて、
その中にも、じっくりと本を見つめる方や、椅子に座って読み込む方がいらっしゃったりと、思い思いの過ごし方をされている人が多かった印象があります。
2階ギャラリーでは、
キーパーソンとの対談企画・学長百人組手と、
感想のシェアとセットになった映画上映会を複数回開催しました。
学長百人組手では、それぞれの登壇者からは、新しいこれからのテン大のヒントを数多く頂きました。
そして、一緒に話し合いました参加者の方々も、ご自身のこれからへの、何かしらのヒントを得られたのではないかと思います。
福岡、そして、このまちで暮らす私達にとって、良い刺激を得る良い機会となりました。
映画上映会では、ある国連記念日をつくった男の話と、ストリートアーティスト・バンクシーの話という、真逆のドキュメントを上映しました。
しかし、どちらの映画も、見ていて何かが湧いて来る様な内容です。
そんな映画の上映後に、感想の共有が出来た事によって、百人組手と同じく、次に繋がる何かになれていれば幸いです。
そして、閉校後(?)はアフタースクールパーティです。
会場となった紺屋2023の屋上で、テン大の生徒の方々、我々スタッフ、そしてフラッと遊びに来てくださいました方々が入り混じった、賑やかな打ち上げとなりました。
大名のど真ん中のビルの屋上でのパーティは、3周年に相応しい特別な空間を感じさせてくれました。
こうやって大きな企画が一つ終わりましたが、
振り返ると、達成感と改善出来た事への後悔の両方が強く残っています。
ああやっていればもっと上手く出来た、な振り返りは、時間が経ってもドンドン湧いて来ます。
それと同時に、今テンジン大学に出来る全力を出し切り、3周年の節目にお越し頂いた方々からの感想に触れた事で、
次の一年はどうすれば良いのか、が少しだけ見えて来た様な気がします。
そして、3周年を迎えられましたのも、これまで参加頂いた皆さんがいたおかげです。
いつもご参加ありがとうございます。
加えまして、どうかこれからも進化し続けるテンジン大学を楽しみにご期待ください。
また沢山の方々に授業にお越し頂けます様、スタッフ一同精進して参ります。
(コーディネーター 山路 祐一郎)
【今回のコーディネーター】
【今回の教室】
住所 : 福岡市中央区大名1-14-28