レポート日記
一覧に戻る[テン大授業づくりシリーズ] ~相手を口説くタイトル&告知文!編~
開催日:2013年12月21日
通常授業
福岡テンジン大学の授業はどのように作られるのかを知る“テン大授業づくりシリーズ”の第一弾。
今回は、学生を授業参加へと導く最初の入り口“タイトル”と“告知文”についてです。
さて、テン大のコーディネータの方々は、どのように学生たちを口説いているのでしょうか?
今回の先生は、福岡テンジン大授業局局長である谷口先生。
コーディネータは谷口先生と二人三脚で授業局を支える齊藤 麻子。
会場は、天神のコワーキングスペース“天神仕事基地”です。
今回の目的
この授業は、テンジン大学の授業タイトル・告知文を題材にし、 広告やイベント告知の“基本的な”作り方を考えていく授業です。
一目惚れ
本日、最初のお題。
あなたは隣の人に一目惚れしてしまいました。
30秒でお話をして、最後に、「〇〇(場所)で〇〇(事)をしませんか?」とデートに誘ってみてください。
意外にも、好きな人をデートに誘うことと、広告で商品・サービスを人に伝えることは非常に似ています。
その二つの行為は以下のポイントが同じなのです。
ポイント
“好きな人(ターゲット)”に“ワクワクするもの(ベネフィット)”を“どう伝えるか(表現)”
ちなみに、テンジン大学全体では大きな枠組として、 下記のターゲット・ベネフィットを意識しています。
[メインターケゲット(好きな人)] 20~30代の面白い情報を集めている社会人。
[ベネフィット(ワクワクするモノ)] 授業を通じた学びと、リアルな双方向コミュニケーション。
幾つかテン大の授業タイトルの例を挙げて説明していただきました。
宿題のシェア
皆さんが持ってきてくれたテンジン大学の気になる授業タイトルをグループでシェアしました。
その後、制作者の気持ちになって、その授業タイトルはどんな“ターゲット”に向かってどんな“ベネフィット”を伝えようとしていたのか仮説を立ててもらいました。
どのグループもしっかりと分析をしてくれて、制作者の意図もかなり正確に掴んでくれました。
授業タイトルづくり
テンジン大学のひとつの授業を例に挙げ、実際にグループでタイトルを考えてもらいます。
タイトルをつけるのは、テンジン大学で実際に開催されたウォーキングの授業。
「谷口流授業タイトルの作り方」を参考に、グループでタイトルを考えます。
※ 谷口流授業タイトルの作り方
- ターゲットが興味ありそうなワクワクするものを出してみよう。
- 出たキーワードから思いついたアイデアを出してみよう。
- アイデアをくっつけて、新しいアイデアを考えてみよう。
- まとめる時、タイトルが少し長くなっても大丈夫。
まずは、好きな相手がワクワクするかを考えてみましょう!
どのグループも、なかなか個性的で興味をそそられるタイトルが出来上がりました。
授業紹介文の作り方
テン大の授業紹介文の作り方もちょこっとご紹介。
・ ターゲットに問いかけることで、読まれるか否かが決まってくる。
・ 授業に繋がる素敵な小ネタを交えながら、素敵な未来を想起。
・ 「一緒にやりましょう!」と最後の一押しを。
谷口流トレーニング法
谷口先生が日頃からできるトレーニング法を教えてくださいました。
・ 少しでも気になったモノ・コトの、「なぜ?」を考えて、キーワードの連想ゲームをします。
→ そこで出てきたキーワードがタイトルづくりの素材になります。
・ 身の回りにある広告を見て「なぜ?」を考えます。
→ 「プロの口説き方を見て学ぶ!」手軽にできるトレーニングです。
最後に
谷口先生からのメッセージ
「相手の気持ちに立ってみて、 相手が自分(の企画)に興味を持つような “口説く”告知文を意識してみてください!!」
この授業を参考に、皆さん、テン大の授業負けないタイトルづくり頑張ってくださいね!!
(ボランティアスタッフ 吉開 崇人)
【今回の授業コーディネーター】
【今回の先生】
【今回の教室】
住所 : 福岡市中央区天神3-15-1 にちりんビル3F